オーナメント、テキスタイル、ファブリックetc.…今さら聞けないインテリアの専門用語集(4)
【今さら聞けないインテリアの専門用語辞典④】押さえておきたいインテリアの基本用語をSTREET JACK編集部が総まとめ!
[カスタマイズ]
自分の好みや使い勝手に合わせて、既存のものを作り変えたり、その仕様を変更すること。一から作り出すのではなく、現存のものを活用したうえで、新しい機能や特性を付加したり、見た目を改良するという作業。家具の色を変えたり、部屋の壁紙を変えたりするのもカスタマイズの一種。
[シェード]
「日よけ」「光を遮るもの」という意味をもつ。窓に設置する布製の日よけで、ブラインドのように上下に開閉するカーテンの一種。ローマンシェードと呼ばれることもある。照明器具に付属するカサもシェード、ランプシェードなどと呼ぶ。
[チーク]
高い耐久性と美しい木目が特徴の高級材。ウォールナット、マホガニーとともに、世界三大銘木のひとつに数えられる。使い込むとロウ状の成分が表面に染み出し、落ち着きのある深い色合いに変化する。現在は伐採がほぼ禁止され、入手が困難になっている。
[テキスタイル]
織物、染物、編物などの布地全般を指す。具体的には、カーテンやラグ、ベットカバー、シーツ、クッションカバーなどの布製品の総称。ランチョンマットやタオル、エプロンなどもテキスタイル。ベットルームテキスタイル、キッチンテキスタイルなどと、ジャンルでまとめて呼ぶこともある。
[パイン]
日本語でいうと松。ナチュラルな風合いを感じる素材で、床材や壁材として用いられることが多い。使い続けると味わいの深い飴色に変色する。シルバーパイン、イエローパイン、パインには数多くの種類があり、特徴が異なるため、多彩な用途、アイテムに使い分けられる。
[ファブリック]
広い意味では織物、編み物を指し、「テキスタイル」や「クロス」とほぼ同義の用語として使われる。特に、織ったり編んだりして形作った布地や製品を指すことが多い。素材としての生地を指して用いることもあり、多用される用語。
[マホガニー]
ブラジル、アフリカ、西インド諸島などが原産地のセンダン科の常緑高木。緻密で、光沢が美しく、割れにくい性質をもち、家具材、室内装飾材、彫刻、楽器、自動車のハンドルなど、さまざまなところに幅広く用いられる。
[リプロダクト]
デザインの版権(意匠権)が切れた製品を正規メーカー以外のメーカーが復刻すること。リプロダクト製品は原則としてオリジナルに忠実に作られており、見た目、機能性とともにオリジナルと遜色ないものが多いが、価格は抑えられている。
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